SOHYA BLOG 總屋オフィシャルブログ
第62回 7月の京都

紫陽花の花が日に日に色を深めていく頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

京都は梅雨の中にも晴れ間の見える日があり、總屋の中庭にある石蕗が、
露をまとい太陽の光を受けてキラキラと輝いています。
気候は徐々に盛夏を感じさせるしっとりとした暑さに変化しており、
ますます鴨川の「納涼床」や貴船の「川床」が恋しくなりますね。

さて、7月の京都といえば祇園祭が有名ですが、ここでは祇園祭以外のイベントと、
見頃を迎えるお花の名所をご紹介します。

京都では、土用の丑の日の前後数日間にかけて、「御手洗祭(みたらしまつり)」が
下鴨神社にて催されます。
御手洗祭とは、平安貴族の禊祓いに由来し、境内の御手洗池に膝まで浸して無病息災を
祈願する神事です。
京都独特の夏の暑さの中、湧き水に足を浸して気持ちが引き締まると同時に、
心地よい清涼感を感じることができます。

御手洗祭
日時 平成20年7月24日(木)~27日(日)
       午前5時30分~午後10時30分
       お灯明料 ¥200

詳細は下鴨神社にお問い合わせください。

7月は、神秘的な美しさを感じさせる蓮が見頃となります。
京都では紫陽花でもご紹介した三室戸寺で、250鉢・100種類もの蓮を楽しむことが
できます。
また、蓮を楽しむ行事として「ハス酒を楽しむ会」があります。
蓮の葉にお酒を注いで、茎を通して飲むというものです。健康・長寿に効果があると
伝えられているそうです。

ハス酒を楽しむ会
日時 平成20年7月11日(金)
    午前9時~正午まで
    参加料 ¥500 (先着300名)

詳細は三室戸寺にお問い合わせください。

夏の着物の柄で、よく目にする花の中に凌霄花(のうぜんかずら)があります。
五弁の大きな橙色の花が、空に向かって伸びやかに咲き誇る姿は壮観です。
凌霄花も7月に見頃を迎え、大心院(妙心寺塔頭)や、瑞峯院(大徳寺塔頭)が
見所として有名です。

初夏から盛夏へと草花の種類も移り変わり、京都独特の盆地の暑さが感じられる季節。
盛夏だけの楽しみである薄物の着物も、7月から装います。
總屋スタッフも薄物へと衣替えをして、ますます涼しげな装いでお迎えします。
様々な「涼」の表現を味わいに、是非お越しくださいませ。
心よりお待ちしております。

Date:June 8, 2008 05:26 PM