以前もナンタケットバスケットの美学をご紹介しましたが、まだまだ語りつくせていません。続けて語ります
ナンタケットのよいところそれはひとつひとつが、職人の手によって作られた唯一のバッグだというところにあります。着物ラバーズには、「オンリーワン」が好きな、こだわり屋さんが多いんじゃないでしょうか?着物はあまり同じものが大量に作られないですしね。かくいう私も、オンリーワンの響きには惹かれてしまいます。それがナンタケットに魅了される理由のひとつなのかも、と思うのですが。 總屋のナンタケットです オープンタイプと蓋つきのものがあります。 気づいていただけたでしょうか?実は写真のバスケットの並びは、右から左にむかって、製作年が新しくなっています。 ナンタケットバスケットは年月を重ねるたび色が馴染んで、味のある茶色になってゆきます。製作者のMikikoさんがご来店の際持たれていたナンタケットは、私がこれまで見たことないほど深い茶色をしていました!使いこまれて、持ち主の歴史が刻まれていたようでした自分とともに変化するバッグ。持つたびにオンリーワンを感じそうです。 もうひとつのオンリーワンなポイント。それぞれのバスケットの底には、製作年と作者名が刻まれています。 總屋のオープンタイプのバスケット、裏にはMikikoさんの名前と、2008年のしるし。この子は2歳です。ナンタケットはバスケットの中でもかなり長生きで、アンティークのものは100歳以上だそう。 自分のバスケットの年齢がわかると、愛しさもひとしお。製作者がわかる安心感とあたたかみも大きいですね。身元の知れた「相棒」として、友達に紹介しちゃいそうです! 總屋のバスケットはいつかお客様のお嫁にもらわれてゆきますが、スタッフは既に愛着を持ってしまっています・・・かわいいんですもの爽やか黄緑の紬の色無地に、ナンタケットを持って街をゆくのを夢みている今日この頃です